IATがJAPAN MOBILITY SHOW 2023に出展

ソース: 作者: 日付:2023-10-26 読み取り:771

10月25日、YAMATO・INDUSTRY株式会社とIATが東京ビッグサイトで開催されたJAPAN MOBILITY SHOW 2023に共同出展する。将来日本市場導入を求める新型EV商用バンとIAT自主開発した電動プラットフォームをベースに設計されたフルサイズ・ピックアップのコンセプトモデルがブースに展示される。

IAT & YAMATO・INDUSTRYの展示ブース

IAT&YAMATO・INDUSTRY

設立から今まで、IATはすでに中国最大の自動車エンジニアリング会社まで成長し、中国と日本両市場において、豊富な電気自動車関連の技術備蓄と知見を備えている。2022年、IATとYAMATO・INDUSTRYは資本提携を締結してきた。1937年創業のYAMATO・INDUSTRYは樹脂部品と物流機器の製造・販売業務を通じて、日本国内多くの産業に寄与していて、長年にわたり、日本の物流業界と深い絆を結んだ。

YAMATO・INDUSTRYは自動車新規開発・量産とは異なって、一新な形で日本のeモビリティ分野に進出し、「JEMY」という新たなブランドを立ち上げた。JEMYとは「Japanese Electric Mobility by Yamato Industry」の頭文字であり、「YAMATO・INDUSTRYが日本のeモビリティ文化を一変していく」ことを意味する。JEMYというブランドにはIATが保有するEV関連の技術と知見が続々と反映されていくだろう。

【展示車両】

JEMY EV48

EV48は中国の新興EVメーカー「金琥汽車(JENHOO Auto)」が2023年春から量産を開始した電動物流車である。YAMATO・INDUSTRYは、日本独特なニーズに応じて最適化された同車種を、「JEMY」完成車1号として、日本に輸入し販売しようと企画している。

JEMY EV48(市販予定)

構想段階から、EV48 はBEV物流車として、リアエンジン・リアドライブ、バッテリーパックの車両中央配置、Long Wheel Base、Short Overhang、完全でフラットなフロアなどの最適化設計を採用している。同車種は完全に貨物輸送専用で、人員移動の用途を考慮しないため、サイドパネルがサッシュ・プレス無しのスムーズな形状に設計され、ユーザーは自由にグラフィックを表現できる。

また、運転席/助手席と荷室を完全に隔離できる引き戸式のパーティション、長尺物でも側面から積み降ろしが可能な助手席側Bピラーレス構造と大開口スライドドア、ワンタッチで作業机に変身する助手席、物流現場のあらゆるニーズに十分満足できる設計が溢れる。

<EV48の主要スペック>

全長 4,860 mm

全幅 1,750 mm

全高 2,420 mm

ホイールベース 3,160 mm

乗車定員 2名

最大積載量 1.375t (中国仕様 日本法規に準じる)

荷室内長 2,827 mm

荷室内幅 1,541 mm

荷室内高 1,800 mm

モーター最大出力 60 kW

モーター定格/最大トルク 200Nm / 300Nm

駆動バッテリー容量 40.55 kWh

航続距離 305km (CLTC)

日本顧客のニーズにこたえるよう、スーパーハイルーフと組み合わせることで、完全ウォークスルーが可能になる。貨物配達員は前屈みをせず、自然な姿勢で荷室内を移動できるため、体の負担が軽減される。EV48は日本に導入された後、企業向けのB to B形で販売される予定だが、市販時間は未定である。

TRUCK-MAD

日本で初公開となるTRUCK-MADはフルサイズ・ピックアップのコンセプトモデルであり、IAT自主開発したBEVプラットフォームを採用した。

TRUCK-MAD コンセプトモデル

IATは大型から超小型まで、世界範囲のカーメーカーの要望に添える純電気プラットフォームを複数有している。TRUCK-MADは大型EVプラットフォームに合計600kWの高出力モーターをフロントとリヤに1基ずつ搭載している。標準仕様の航続距離は600kmですが、拡張バッテリーを追加すれば800kmの走行が可能である。

<TRUCK-MADの主要スペック>

プラットフォーム IAT独自開発「Skateboard Platform-L」

全長 5,878 mm

全幅 2,198 mm

全高 2,029 mm

ホイールベース 3,622 mm

乗車定員 5名 (1+2+2)

モーター最大出力 600 kW (前後輪合計)

0-100km/h加速時間 4.0秒

航続距離 600km (拡張バッテリー追加の場合800km)

自動運転 対応、Level-4

TRCUK-MADのデザインは中村史郎氏の指導の下で、IATに完成された。全体的なデザインコンセプトは「宇宙船式」になり、大開口のピラーレス観音開きドアを持つエクステリアは意匠を凝らし、一見すれば忘れられない。室内レイアウトは、コクピット感のあるセンタードライビングポジションと特徴的な菱形シートレイアウトを採用した。ロングスライド&回転シートなどによる多彩なシートアレンジが、快適なコミュニケーション空間を演出する。IATは高性能電気自動車の短周期開発をサポートすることで、世界の電気自動車市場のさらなる発展に貢献し、心を込めて科学技術に自動車で輝かせる。

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