IAT共同開発 日本初の量産・量販EVコンバージョントラック発売開始

ソース: 作者: 日付:2025-04-17 読み取り:25

IAT、ヤマト モビリティ & Mfg.株式会社、SBSホールディングス株式会社の3社は、共同で中古1.5トントラックのEVコンバージョンに関する開発および量産・量販化の取り組みを進めてまいりましたが、このたび、量産・量販を前提としたEVコンバージョントラックにおける改造認可申請(複数台申請)が正式に認可され、車両ナンバーを取得しましたのでお知らせいたします。なお、量産・量販を前提とした小型トラックのEVコンバージョンの認可は日本初となります。本ナンバー取得を受けて、2025年4月15日にはSBSホールディングスの本社において、初号車の引き渡しが執り行われました。

このEVコンバージョンによって、同型の新車を新規購入するのと比較して約3分の1の費用でEVトラックを導入することが可能となり、CO2排出量削減に向けてトラックのEV化が一層加速されることになります。SBSグループ全体では、2025年3月時点で72台のEV車両が走行していますが、まずはヤマト・モビリティからの導入を皮切りに、2025年上期中にさらに20数台程度のEVを追加導入する計画です。

今後、SBSグループ内各社はEVコンバージョン車両の導入を進めていく予定です。また、IATとヤマト・モビリティと連携することで、グループ各社がすでに保有しているディーゼルトラックのEVコンバージョンを推進し、車両の再利用を通じてEV保有比率を高めていく予定です。

なお、今回の「複数台申請」の認可取得により、同一型式・同一改造内容であれば車両登録が容易となったことから、ヤマト・モビリティが保有するEVコンバージョントラックのデモ車(2号車)もナンバーを取得し、市場への更なる展開が可能となりました。

IATは今後、パートナー企業と一緒に物流・流通業界全体におけるEV比率の向上と、環境負荷の低減に一層寄与していくとともに、EV改造・整備におけるパートナー企業の全国的な募集も進め、事業のさらなる拡大を図り、心を込めて科学技術で自動車を輝かせていきます。

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